OKRの導入手順
OKRの導入から定着までは、①事前準備②OKR推進チーム結成 ③OKRツリーの設定 ④パイロットチーム運用 ⑤全社へ展開の順で行います。
[1] 事前準備フェーズ |
<事前準備フェーズの目的>
<導入目的の明確化>
<導入範囲を設定する> |
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[2] OKR推進チームを結成する |
OKRのチームは、OKRリーダーとOKRメンバーからなります。 推進チームのOKRリーダーは、OKR導入プロジェクトの責任者で、OKR導入目的を組織に浸透させ、導入方針や運用ルールを決定します。 リーダーは主に経営陣や経営企画部門の責任者が担います。 OKR推進チームのメンバーは、現場のOKR運用をサポートする推進役で、部課長クラスや『効き脳診断』のバランスを見て、多様性のあるメンバーを選出します。 メンバーの主な役割は、OKRに関する知識や運用ルールを現場に浸透させるとともに、現場からの運用上の課題を吸い上げ、改善提案を行うことです。 |
[3] OKRツリーの設定 |
まず、カンパニーOKRを経営者層で作ります。自社の経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)や中期経営計画と整合性が取れるOKRを策定します。 次に推進チームのチームOKRを作成します。カンパニーKRを実現するために、自分たちは何をすべきかを考えながら、カンパニーOKRに沿った推進チームOKRを設定します。
<OKR設定の進め方> ①.チームのミッション(チームの責任)を考える。 人と人は違うので、メンバーが思っているミッションはそれぞれ違うのが常です。時間を取って、チームのミッションが何かを すり合わせます。 ②.チームの3ヶ月後のObjectiveを考える。 ③.チームのOに対するKRを決める。 KRは、3~4つほどとし、どの順番で注力するのが効果的かを判断するために、優先順位をつけていきます。 ④.チームのOが上位部門のOKRを満たすものか、また、KRがSMARTであるかチェックする。
<OKR設定時の留意点> ①.Objectiveは具体的で簡潔にする。 ②.上層KRをしっかりストレッチする。 ③.バランスよくKRを設定する。
<OKR運用に向けてのコミュニケーション研修> |
[4] OKR推進チームでOKRを実際に運用し、改善する |
推進チームで実際にOKRを運用します。毎週・毎月・3ヶ月ごとのOKRイベントを行いながら、四半期OKRの実現を目指します。四半期の終わりには、OKR運用改善ミーティングを行い、全社に展開するためのOKR方針や運用ガイドラインを見直します。 |
[5] 全社へ展開する |
OKR運用改善ミーティングで決定したOKR方針や運用ガイドラインに沿って、OKRを全社に展開します。 |
OKRを導入・運用していくためには、様々な課題を解決していく必要があります。
私たちは、最強のチームビルディング®式OKRで組織の課題可決力を上げながら、OKRの導入・運用開始を支援しています。